山路慎一というドライバー・・・

私の知る慎ちゃんは・・・
人と人との「縁」と出会いをとても大切にする人で、
間違っていると思うことはハッキリと口に出す人で、
考え方の違いはとことんぶつけ合う人で、
いわゆる「情」とか「思いやり」が深い人で、
けっこー神経質で食器が汚れていると食欲がなくなる人で、
キリっとした顔なのに、酔っぱらうとオチャメになる人で、

ストイック過ぎるくらいに、「ドライバー山路」としての心技体を鍛えていた人で、
このモータースポーツの業界に対する「熱」がとてもとても熱い人で、
まだまだ書き出したらキリがないほどありますが、
何より、1本ぶっとい筋の通った、「昭和のオトコ」と思う様な人でした。


全日本ツーリンクガー選手権にウチが参戦した2年間、
そしてマカオGPに3年間、慎ちゃんは私達と一緒にレースで戦ってくれました。
ツーリングカー選手権では、
慎ちゃんと私・・・そして三原じゅんちゃん(現・参議院議員の三原じゅん子さん)の3人が同じ年生まれで、
レースウィークはピットでちょっとした同世代トークに花が咲いたりして。
特に、マカオGPは・・・私が、私たちが何年もかけて「欲しくて欲しくて」ずっと手にしたかった
たった1つのシルバーカップを、慎ちゃんが3年目の挑戦でやっと獲ってくれて。
「はいよー!」って、カップをくれた時の慎ちゃんのくしゃくしゃの笑顔、今も思い出せます。
その後の彼の活躍は・・・皆さんがご存知の通りで、レース界に「山路」という名を残す人となり。
レーサーとしての活動がますます忙しくなってからも、慎ちゃんは時間が取れるとココに来てくれて、
ほんの少しの時間でも、そう、、、ぜんぜん変わることなく「慎ちゃん」のまま変わることなく、
熱く語り、時にはおちゃらけ、「また来るねー」と必ず言って帰っていく・・・それがいつも、でした。
先月末も・・・「明日はいますかー?ちょっと寄ろうかな?」 と メールをくれて、
たまたまイベント外出中だったものだから会えずじまいで。
今になっては、このことが心残り・・・です。

ネット上の様々なところでの書き込みを見て、改めて「山路慎一」というドライバーの大きさを感じています。
多くの人に愛されていたこと、多くの後輩ドライバーに慕われていたこと、
すべて、慎ちゃんという人の「人柄」。
いつも、いつだって一生懸命だったもんね、やることに対しても、人に対しても、そして自分に対しても。

慎ちゃん・・・ お疲れ様でした。
少しは、いま、ラク ですか?
カラダの痛みからも、その背中に背負っていたものからも解放されて、
「ラクになったよ」とあなたが笑っているのなら・・・私は少し、嬉しいです。
あなたの中にあった、このモータースポーツ界の「未来」のために、
微力ながらコツコツ、私達に出来る努力をしていくから。
ちょっとの間、そこから見守っていてください。
そのうち・・・私が会いにいったら、その時にまた、熱く語ってね。
ダメなものはダメと叱り飛ばし、良かったことは良かったと、ちゃんと褒めてよ。
モータースポーツ界の「未来」のことを、またいつか語り合おう。
もう少しの間、がんばるよ。
慎ちゃん、安らかに・・・
ありがとうございました。





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